小学6年生の算数を担当しました。
「分数と整数の掛け算」を学習しました。
1/4×3の計算についてです。
私のメモで載せます。
次の(1)と(2)の計算式は、
どちらの考え方が、今後の計算が出来るようになるでしょうか?
答えは3/4になり、どちらも〇になります。
しかし、解く過程が(1)と(2)は違います。
(1)はメモに書いた手順で解きました。
(塾教材の解説にも書いていました。)
(2)は式の意味を(「1/4が3個だから」)
頭の中で考えた上で解きました。
(頭の中については、式に表していません。)
(1)を身近な例に置き換えると、
「こうすれば出来るよ」
「こうすればいいじゃない」と
周りの人たちから聞いても、
普段の生活では、教わったおかげで
助かるケースもありますが、
解決できないことは、いっぱいあります。
たかが、分数の計算ですが、
効率性や結果を求める
(1)解き方を教えるのと、
(2)のように、問題の意味を考えさせ、
理由が分かった上で
自分の力で解けるように導くのとでは、
同じ教えているように見えますが、
違うのではないかと思います。
子どもの持つ本来の力を
伸ばす指導を出来るよう
追求続けます。